日ごろ、子どもに
いじめをしちゃダメ!
自分勝手はダメ!
うそついちゃダメ!
人を傷つけてはダメ!
なんて言っていると思いますが、
大人の社会に
いじめ・・・ゼロですか?
自分勝手・・・ゼロですか?
うそ・・・ゼロですか?
人を傷つけること・・・ゼロですか?
子どもの世界は、素直で崇高であり、大人の社会こそ乱れている。
それなのに、大人が子どもに偉そうに言えるのだろうか・・・。
子どもを育てている過程で、実は私はずーっとこう思っていました。
大人にできないコトが子どもにできる?っと。
だから、子どもに強いる前に、自分に強いることにしたわけです。
「自分にできないことを子どもに「しろっ!」と言えない」
と考えたからです。
理想と現実の間・・です。
「理想」は自ら追い求めることで
他者から強いられるものではありません。
子どもが自分の中から見出した「理想」という名の目標に向かって努力しようという意欲が持てるように、
親はエールを送るくらいしかできません。
まだ目標を見いだせないでいるなら、待つしかない。
わたしたち大人は、理想の中になんて生きていません。
ちっとも自慢できない・・・たいしたことのない現実の中にどっぷり浸かっています。
(そうじゃない方もいるかもしれませんけれど・・・)
小さな目標をみつけては、プチ努力したりしながら、楽しんでいる・・・そんな程度です。
そんな程度でいいんだと思います。
子どもが自分で理想(目標)を持てるために、
幸せだと思える今を創ること、精いっぱいのエールを送ること、
親の役割は、そんなもんだと思います。
今日は、子どものマラソン大会がありました。
がんばる子どもたちの姿は美しい!
大声で子どもたちにエールを送りながら、そんなことを考えたのでした。
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